豊かになるお金の話2 証券投資

証券投資
証券投資って?
そもそも証券投資とはなんなのか。それは証券に対して投資することです。では、証券とは何なのか。証券とは例えば保険、株、債券、通貨などの紙の資産の事です。紙の資産にはそれ自体に価値はありません。この紙切れをこんな価値があるとみんなで決めて取引しようね。と約束したものです。
どんなものが?
証券投資には次のようなものが一般的です。
保険、株式、投資信託、債券(国債、社債など)、商品先物
一般的でないものでいえば何でもあると言えます。約束事を紙にしてそれに対してみんなで価値を決めれば何でも証券になり、取引すれば証券取引になります。
なぜ?
なぜ証券投資をするのが豊かなお金に繋がるのかそれは、証券投資はお金を作り、お金を増やすために必要なことだからです。
どうやって?
ここでは株式投資を例にしてご説明します。
やり方はとても簡単です。「安い時に買って、高い時に売る」これだけです。
そうはいってもいつ安くなって、いつ高くなるのか分からないからそんなことできないとあなたは考えていると思います。もちろんその通りです。100%株式の値動きを当てられる人なんていません。株式投資を生業としている方たちですら膨大な時間を株式投資の勉強に費やし、社会情勢を常に確認し、様々な情報を組み込みながら行ってやっと生業として成り立つのです。
そこを目指せと言っているわけではないんです。
数回に1回「安い時に買って、高い時に売る」ということが成功すればいいのです。トータルでプラスになればそれはあなたの勝ちなのですから。
ここで重要になってくるのが以下の事です。
損を限定する。
得を限定しない。
説明すると、10,000円分の株式投資をしたとします。値動きによって10%値下がりし9,000円になった場合にはそれ以上下がる前に売却します。もしかしたら上がるかもしれないということは考えずにここまで下がったら必ず売ると決めてください。これが「損を限定する」ということです。
逆に値動きにより10%値上がりして11,000円になった場合には、そこで売らずに持ち続けてください。最高値から10%値下がりしたらその時初めて売却してください。これが「得を限定しない」ということです。
プロの投資家であれば下がった後も情報を持っていて上がるのが分かっているから売らずに持っている、買い増す。なんてことも行いますが、あなたはそんなことをしてはいけません。なぜなら資産を確実に増やすことが「目的」で株式投資を行っているのですから。
兎に角重要なのは強い意志で初めに決めたここまで下がったら売る、ということを守ることです。
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