いまさら聞けない細菌とウイルスの違いと対処法

いまさら聞けない細菌とウイルスの違いと対処法

知っているようで知らない事。常識になっているからいまさら人に聞けない…細菌とウイルスの違い知っているのと知らないのとでは結果が変わってきます。

知識は武器です。学び強くなりましょう!

病原体は歴史を動かす

 人類の歴史は感染症の歴史といっても過言ではありません。

 これまで何度となく人類は感染症の危機にさらされ、大きな被害をうけてきました。

 感染症によるきわめて大きな被害を”パンデミック”といいます。

 14世紀にヨーロッパで発生したペスト菌による感染症いわゆる”黒死病”の大流行は世界で最も有名なパンデミックのひとつではないでしょうか。

 このパンデミックは当時の世界人口の約二割にあたる一億人もの命を奪ったとされ、文化や芸術、政治体制等に大きな影響を与えました。

 ほかにも南米大陸に侵攻したスペイン人が持ち込んだ”天然痘”

 こちらも当時の南米大陸人口の大部分を死滅させるほどのパンデミックをもたらし、スペインが南米大陸を征服することができた要因のひとつとされています。

 また1919年、第一次世界大戦中に大流行を起こしたインフルエンザ感染症、通称”スペイン風邪”も第一次世界大戦での戦死者を上回るほどの死者を出す極めて深刻なパンデミックを引き起こし、戦争終結を早める要因の一つとなったといわれています。

病原体の正体

 前述したように、パンデミックの歴史には枚挙にいとまがありません。

 では、それらを引き起こす原因である病原体とはどういうものなのでしょうか。

 前述のパンデミックを例に挙げると、ペストはペスト菌という”細菌”によってもたらされます。

 一方、インフルエンザや天然痘はそれぞれインフルエンザウイルスと天然痘ウイルスという”ウイルス”によってもたらされます。

 ”細菌”と”ウイルス”この二つにはどんな違いがあるのでしょうか。

細菌は生き物である

 ・ペスト

 ・梅毒

 ・結核

 ・赤痢

 ・コレラ

 ・マイコプラズム肺炎

 等々…

 できることなら、どの感染症にもかかりたくないものです。

 さて、これらの病気は細菌の働きによって引き起こされます。

 では細菌とは何なのでしょうか。

 当たり前ですが我々と同じ生き物です。

 細菌には以下のような特徴があります。

 ・自分の細胞を持っている

 ・栄養を自身に取り込んで、エネルギーを作り出す。

 ・細胞分裂をすることによって増殖・生存している。

 細胞とは生物を構成する基本単位とされており、猫も犬も我々人間も細胞の集合体としてできています。つまり細胞をもつ細菌は生き物といえます。

 なお、細菌は細胞をもつために、後述のウイルスよりもかなり大きいため、ほとんどの最近は通常の光学顕微鏡(超強力虫眼鏡)で見ることができます。

細菌は工場

 細菌の持つ細胞は自らの内側と外側を隔てる膜や壁を持っていて、膜の外側から栄養を吸収し、膜の内側でエネルギーに変換し、活動したり、増殖したりします。

 増殖はDNA等の遺伝情報にしたがって行われており、これらはいわば細胞の設計図といえるものです。

 たとえるなら、細胞はDNAという設計図に基づいて、自らのコピーを生産する工場のようなものです。

公害被害のようなもの

 細菌は生き物である以上、栄養を摂取します、また摂取すれば出すものを出します。

 外でやられる分には良いですが、人間の体内でやるとなるとまた話は変わってきます。

 また工場で例えるなら、人間の体内で材料を採取しては生産活動を行い、その過程で出た廃棄物そそのまま捨てていく環境保全意識などかけらもない悪質な工場のようなものです。

 そのため、細菌が引き起こす感染症は環境破壊のようなものなのです。

ウイルスは生き物じゃない?

 ・風邪

 ・インフルエンザ

 ・はしか

 ・エボラ出血熱

 ・天然痘

 ・狂犬病

 ・エイズ

 等々…

 日常的にかかる感染症から、明らかにただごとではなさそうな感染症まで幅広い病気の原因となっている”モノ”がウイルスです。

 なぜ”モノ”という言葉を強調したかというと、ウイルスは一概に生き物であるとは言い切れない不思議な”モノ”だからです。

 ウイルスには以下のような特徴があります

 ・自らの細胞を持たない。

 ・自ら栄養を吸収して、エネルギーを生み出さない。

 ・自ら動くことはできない。

 ・自ら増殖することはできない。

 このように、基本的にウイルスは単体ではなにもすることができません。

 生物の基本単位である細胞を持たないため、生物に近い”モノ”なのです。

 細胞がないため、ウイルスはとても小さく、光学顕微鏡では見ることができません。

 そのため、ウイルスを見る際は電子顕微鏡(小さいものが見えるレーダー)を使用します。

ウイルスはペテン師

 ウイルスは細菌よりもかなり単純な構造をしていて、カプシドというたんぱく質の膜の中に遺伝情報であるDNA等の遺伝情報が入っているだけです。これでは増殖することができません。

 工場で例えるなら設計図はあっても、それを作るための材料も設備もないからです。

 そこでウイルスは他の生物の細胞に感染しそれを利用して増殖します。

 他の生物の細胞に感染して中に入り込み、細胞に自分のDNAを増殖させるように命令を出してしまいます。

 すると感染された細胞は、ウイルスの持つ遺伝情報をひたすら増殖させて、正常な働きができなくなってしまい、ひどい場合には壊れて使えなくなってしまいます。

 ウイルスはペテン師なのです。

 またまた工場で例えるなら、スマートフォン工場の社長をこれからはガラケーの時代が来ると丸め込んで、従業員が倒れるまでガラケーを生産させ続けるようなものです。

 間違いなく工場は潰れてしまうでしょう。

 このような悪質なペテンを働く厄介者がウイルスなのです。

感染症にかかってしまったら

 風邪をひいたことがない人がいないように、生きていれば必ず何らかの感染症にかかります。

 軽い風邪程度でしたら、十分な休養をとれば身体が持つ免疫の力で体内の病原体を無力化し、感染症を治すことができます。

 しかし、適切な治療を行わなければ命にかかわるような感染症も存在します。

 そのような感染症にかかった場合の対処法はその原因が細菌であるかウイルスであるかで異なります。

抗生物質の使用

 医学の歴史でも最も偉大な成果の一つは”抗生物質”の発明です。

 抗生物質は細菌を直接攻撃し、その働きを邪魔することで細菌を無力化する薬品です。

 この発明により、これまでは不治の病として恐れられていた多くの感染症は抗生物質によって対処することができるようになりました。

 かつては日本でも不治の病として恐れられていた”結核”などは抗生物質の普及により死亡率が激減し、今や適切な治療を受ければ命の危険はほとんどない感染症となっています。

抗生物質の弱点

 万能の薬かのように思える抗生物質ですが、むやみやたらに使用してよい代物ではありません。

 大まかに以下のような弱点があります。

 ・耐性菌の発生

 ・副作用

 順番に解説していきます。

耐性菌の脅威

 ある感染症に有効な抗生物質を投与し続けると、一定数その物質に対して耐性を持つ”耐性菌(AMR)”が発生することがあります。

 耐性菌に対して同じ抗生物質を使用し続けても効果は薄くなってしまい、副作用等の問題から治療がとても難しくなってしまいます。

 また、耐性菌が増殖して、他者への感染等が起こると耐性菌が爆発的に増殖して収拾がつかなくなってしまいます。

 そのため、耐性菌の発生を抑えるためにも、むやみやたらに抗生物質を使うことは避けたほうが無難とされています。

副作用の問題

 抗生物質は”選択毒性”と言って細菌に対して強い害を与え、人体には大きな害を与えないという特徴があります。

 しかし、使用量を増やしたり、効果がないのに投与をした場合、副作用の影響は無視できません。

 例えば、ウイルス性の感染症なのに、細菌性の感染症だと間違えて判断し、抗生物質を投与してしまうと全く効果がないばかりか、副作用で逆に容体を悪くしてしまいます。

 以上の理由から抗生物質は万能の薬ではありません。

 しかし、きわめて効果的な薬であることは間違いないでしょう。

ウイルス性感染症の対策

 ウイルス性の感染症には抗生物質が効きません。

 なぜなら、前述したとおり、ウイルスは感染した細胞を乗っ取って増殖するため、抗生物質を投与した場合、自分の細胞を破壊することになってしまうためです。

 またウイルスには様々な種類があり、どのように感染し、どのように増殖するか、細菌と比べて共通点が少ないのです。

 そのため、抗生物質のようなどんな細菌にも効果があるような治療薬はなく、ウイルスごとに異なる治療薬を開発しなくてはなりません。

治療薬のないウイルス感染症

 インフルエンザのような治療薬のある感染症についてはそれを投与して治療しますが、治療薬がないウイルスに対しては対症療法を行い、症状を緩和させ、免疫の力がウイルスを無力化するのを待つしかありません。

 前述したとおりウイルスはそれぞれが大きく異なっているため、治療薬を開発することが難しく、治療薬のあるウイルスのほうが少数派です。

予防が一番

 予防に勝る治療なしという格言が示す通り、感染症に対しては予防を行い、かからないようにすることが一番です。

 細菌でもウイルスでも予防する方法は同じです。

 日ごろの暮らしで下記の3点に注意しましょう。

 ・手洗い、うがい

 ・マスクの着用

 ・食品の管理

 21世紀となった今でも感染症の脅威をいまだに人類は克服できていません。

 いつか感染症がなくなるその日まで、予防を徹底して、健康体のままでいたいものです。

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